読書の秋

読書の秋ですね。タイはずっと暑いので秋という感じはしないですが、リクラスの生徒たちはみんな読書に励んでいます。先日の小六国語でも、気候が生活や言語に与える影響についての文章を扱いましたが、生徒たちから紫式部や清少納言、宮沢賢治や夏目漱石といった名前がぽんぽん出てくるので感心しました。(読書感想文を書いてもらったときに、『吾輩は猫である』を読んできた生徒もいました。)

生徒たちに何の本を読んでいるのか聞くと、池井戸潤や有川浩、東野圭吾など人気のエンターテイメント作家の名前がよく上がりますが、宗田理のぼくらシリーズや那須正幹のズッコケ三人組シリーズなども読まれ続けているようです。自分が小・中学生のころに夢中になって読んでいた本を、今の子どもたちも熱心に読んでいるという話を聞くと嬉しく思います。

リクラスの講座「グリムスクール」でも、最近の本だけではなく、70年代、80年代から読まれ続けている名作を扱うこともあります。お父さんお母さんも一緒に読んで頂くと、懐かしい気持ちになれる作品もあるかと思います。本について子どもと語り合えるのは、とても素晴らしいことです。今後もリクラスでは、シラチャの子どもたちが読書を好きになってくれるように働きかけていきます。

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今月のグリムスクール本です。