リクラスでのおすすめ本

こんにちは。シラチャの学習塾 リクラスの田中です。

先日から、リクラスの図書コーナーに、新しい本がやってきました。
「ブラックジャック」と「火の鳥」です。
どちらも手塚治虫の作品。

保護者の方から、
「子どもが全然本を読まない」
というお話を伺ったことがあります。
塾生の皆さん、読書していますか?

前回の記事で、語彙を増やしたり、物語のパターンを掴んだりするために、本を読むことが大切であるとお伝えしました。
もちろん、最適なのは小説や随筆ですが、実はこれって、漫画でも、英語の文章でも、何だったら映画でもいいんです。
試験やテストで出会うのは、初めて読む文章ですよね。それらが、どういうお話になりそうか、前後には何があったであろうかなど、展開を予想・想像する力を身に着けるためであれば、漫画もとっても有効です。

そして、数ある漫画の中で私が一番におすすめしたいのが「ブラックジャック」です。
理由は3つ。

1.一話完結の短いストーリーで構成されている
2.医療がテーマなのでアカデミックな学びも得られる
3.物凄く面白い

簡単に説明していきますね。

1.一話完結の短いストーリーで構成されている
先述の通り、国語の文章問題を解くにあたっては、どういった展開になりそうか、話の大まかな内容予想できるかどうかがカギになります。
「ブラックジャック」は一話完結で、起承転結が見事に描かれます。そのため、あらゆるパターンの構成を掴むことができるでしょう。
「ワンピース」や「鬼滅の刃」もとっても素晴らしい作品ですが、如何せん話が連続的で、なかなかこれから読み始めるのはハードルが高く感じられるかもしれません。活字の本を選ぶ時も、分厚い本の上中下巻はなかなか手が出にくいですよね。漫画に親しむゲートウェイとして入りやすいのも魅力です。

2.医療がテーマなのでアカデミックな学びも得られる
絵で語ることが多い漫画はどうしても、語彙が少なくなりがちです。「ブラックジャック」もセリフがそこまで多いわけではありませんが、出てくる単語が医療的なものが多く、なかなかアカデミックです。(それぞれの症状に対して毎話キチンと説明があるのでご安心ください)アクションものや冒険譚に比べればぐっと語彙の学びに関しても優位なのではないかと思います。ちなみに手塚治虫は医師免許を持っていて、曾祖父は手塚良仙というお医者さんでした。そのため、本格的な描写が多いです。私も、小さい頃から「ブラックジャック」を愛読しているので、病気の名前には割と詳しくなりました。

3.物凄く面白い
そして最後はやはりストーリーの面白さ。医療だけでなく、愛、友情、家族の絆、反戦、SF、サスペンスなどあらゆるジャンルの物語に出会うことができます。

私のおすすめのお話は「もらい水」です。
6年生で国語を受講している人にはお伝えしましたね。

『朝顔に つるべ取られて もらい水』
という有名な俳句がテーマになったお話です。この俳句の意味、分かりますか?
「もらい水」を読むと、この俳句の意味をよく理解することができますよ。11巻に収録されていますので、ぜひ読んでみてほしいです。
こういった学びにたくさん溢れている「ブラックジャック」は、本当におすすめです。

また、リクラスでは、図書コーナーの本を、最大1か月間借りることができます。
「ブラックジャック」、ぜひ借りて読んでみてください!読書を好きになるきっかけになるかもしれませんよ。
より哲学的で、重厚なテーマに触れたい人や、中学生の皆さんは、「火の鳥」もぜひ!
スタッフや講師に借りたい旨を伝えて、受付にある用紙に記入するだけでレンタルできます。