こんにちは。シラチャの学習塾 リクラスの田中です。
保護者面談などでも良く保護者から質問をいただく「国語の学習方法」について。
「学校の授業で意識すべきことは?」
「日々の習慣として取り組むとよいことは?」
などなど、苦手な生徒や苦手な子どもを持つ保護者の方にとっては色々と悩ましいですよね。
今回はその国語の学習方法についてお伝えしますね。
①中長期的に取り組むとよい国語力アップのための学習や習慣
②普段の学校の授業で意識するとよいこと
この2つについて書いていきたいと思います。
①中長期的な国語の学習について
まずは中長期的に学習したり、習慣化したりすると国語力アップに繋がる取り組みについて。
1.音読の習慣を身につける
声に出して文章を読むことで、文章の流れや意味の理解が深まります。句読点を意識して読むとさらに理解力が高まるでしょう。
2.長文を要約する訓練に取り組む
文章の重要なポイントをピックアップし、自分の言葉で短くまとめることで読解力が向上します。最初は短い文章から始め、徐々に長文に挑戦しましょう。学校の授業ノートなら、自分なりに吹き出しを書いたり、短くコメントを横に書くなどから始めるとよいでしょう。
3.読書量を増やす
文章を読む経験が少ないと、文章がどういう展開になるのか予想ができません。さらに読書を重ねれば重ねるほど、語彙力が底上げされ文章の理解が深まります。わからない言葉は調べる習慣をつけると効果的です。
また、これに関して面白いのが、この文章の展開を知る力を身に着けるということにフォーカスするのであれば、英語の文章を読むというのでもOKなんです。随筆も物語も、日本語で書かれているか英語で書かれているかの違いですから。ある程度国語の読解力に自信がある人は、英語の文章に触れると一石二鳥になるかもしれません。
4.辞書を引く習慣
スマホ検索よりも辞書を引くことで記憶に残りやすく、語彙力や理解力が高まります。読書する際は、辞書を傍らに置くと、よりよいですね。スマホだと他の通知に気が散ってしまいます。
5.問題の解き方のコツを理解する
国語の問題は複数の正解がある場合もありますが、出題の傾向や解き方のコツを掴むことで答えを導きやすくなります。出題者の意図を組みつつ、根拠となる箇所を探すことを意識するとよいです。問題に答える時は、質問を先に読んで、どのような文章になるのか予想を立てる練習をするとよいです。
6.問題集に取り組む
自分のレベルに合った問題集で読解問題を解くことで、自然に読解力が身につきます。難しすぎない問題集を選ぶのがポイントです。5の実践の場として、取り組むとよいでしょう。
②普段の学校の授業で意識するとよいこと
【普段の授業がとっても大事!】
普段の学校の授業では、先生が取り上げた問いに対して、文章のどの辺りを根拠に解答すればいいか意識してノートを見返すとよいでしょう。
ワークや問題集にあるような選択式の問題であっても、なぜその答えにしたのか、理由を説明したり書いたりするとよいですね。
国語のテストは他の教科と違って、解答するための材料はすべて本文中にあります。普段の授業から、「この辺りを読めば答えられそうだな」「人物はこう思っているだろう。なぜなら…」など、考えを巡らせながら先生の話を聞いたり、問題に答えたりする習慣が身についていれば、本文の内容理解は自ずと高まっているはずです。結果的に、直前に抑えておくべきは漢字や知識技能に関わる部分が大半となります。
理由や根拠を説明するのが苦手な人は、学校やリクラスの授業で、友だちがどのような根拠をもってその問いに対して答えているか、そういった意見に耳を傾けることもとても大切です。
説明すると力がつくし、説明を受けて理解が高まる。まさに集団で学ぶ強みです。一人ではできません。リクラスでも、そういった機会をなるべく設定するので、面倒がらずに、恥ずかしがらずに、答えてくださいね。
【指示語の意識と漢検もGood!】
その他にも、中学校以降の国語の文章では、指示語が何の省略であるのかを見つける力が大切です。中学生はもちろん、小学生の皆さんも今後のために読書や教科書を読む際に意識して、文章を捉える練習をするといいです。
最後に、語彙力に対するアプローチとしては、漢検の勉強も有効です。私自身、現在漢検の学習をしていますが、読書は勿論、普段漫画やテレビ、映画の字幕などを見るときでさえ、漢字の細部に注目するようになりました。例えば「鬼滅の刃」なんて、これまで何度もあの字面を目にしてきたのに、いざ書けと言われると「滅」が意外と書けないなんて驚きがありました。釜揚げうどんの「釜」や窯焼きピザの「窯」なんかもそうですね。漢字の読み書きが、生活に浸透してくるのって、案外楽しいものですよ。
ぜひ、この内容のどれか一つでも参考になれば幸いです。
